止める方法

●咳や痰を止める方法
咳(せき)は気道の刺激物を取り除こうとする防御的な反応です。
痰(たん)は、気道の様々な場所から排出されるもので、粘膜の炎症や
うっ血、異物などによって出ます。

乾いた咳(せき)が出る場合は、扁桃炎や気管支炎などが良くあります。
症状が進むと痰がたまり、湿ったせきが出るようになります。
長期間、乾いた咳(せき)が出る場合は、肺結核の可能性も有りますので
病院で診て貰いましょう。

湿ったせきは、風邪や気管支炎の事が多く、また、肺炎や結核なども同
様のせきになります。

痰を伴わない乾いたせきの場合は、出来るだけ抑えるようにしましょう。
咳を多くすると、血圧や肺に良くありません。

咳の止め方は、はちみつとレモンジュースをお湯で割ったものや金柑の
はちみつ漬けのお湯割りなどが効果的といわれます。

痰が出る場合は、必ず紙にとり、その紙はビニール袋などに入れてまと
めて捨てます。痰の中には多くの菌が含まれている可能性が有りますの
で、痰は飲み込まないようにしましょう。
痰が多く出ると、水分やタンパク質が失われます。
水分が不足すると、痰に粘りが出て、とれにくくなりますので水分を補
給します。
この時飲むのは水よりポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツド
リンクの方が吸収されやすいのでおすすめです。

民間療法

●咳で寝られないときは
・なるべく水分を取らせ、のどを潤す&痰をでやすいようにする
・加湿器などで部屋を加湿する(濡れている洗濯物を部屋に干す)
・あまりに咳き込んでつらそうならば、起こした状態で(背もたれを布
 団でつくる・座椅子)寝かせる
・横になっている姿勢は、咳が出やすいそうです(発作で入院すると、
 病院でもベッドを起こしてくれます)
・換気をする(2時間に一回)


●喉にいい飲み物レシピ
1.大根7,8cmくらいを小指の先ほどのさいの目切りにした物に、蜂蜜を
  たっぷりかけて一晩置くと、大根がしなしなになって、お皿に大根
  のエキスが染み出た蜂蜜水がたまります。
2.これに生姜の絞り汁を加えて、お湯で割って飲みます。
3.飲みにくいようなら、レモンを少し加えるといいでしょう。
4.しなしなの大根の方は、おいしくないので捨ててください。


●痰が絡む場合
民間療法では、痰のからむ咳には、「蓮根(れんこん)」と「オオバ
コ」が効果があります。
蓮根(ハス)に含まれるタンニンという成分で、消炎・収れん作用(血
管や組織を収縮させる)がはたらきます。
粉末にするか、おろして飲む方法が用いられます。
節も一緒に、皮ごと薄く切って、2〜3分蒸し、天日でカラカラに乾燥
させ、すり鉢かミキサーで粉末状に。
1回量は、スプーン2杯が目安。お湯などに溶いて飲みます。
おろし汁の作り方は、節部分も一緒にすりおろし、繊維部分(カス)を
除いて汁を飲みます。1回にスプーン1〜2杯。

オオバコは、道端にも生える多年草です。(時期的に、冬は枯れている
こともありますが)薬効は全草(全体)で、種子にもあります。
根ごと2株を掘り取って洗い、陰干しにしたあと、コップ5杯の水で、
半量になるまで煮つめ、1日数回に分けて飲みます。
この煎じた汁は、気道の粘液分泌を活発にする作用があり、咳止め・痰
切りに著功があります。
種子を使っても同じ効果がえられます。乾燥種子なら10g程度を同様に
煮つめます。

赤ちゃんや子供の場合

●赤ちゃんの場合の咳対処法
咳がひどくて、ミルクや水分もとれず、咳込んで吐いてしまうことって
よくあります。
これは、吐き気があるのではなく、指をのどの奥に入れると「おぇっ」
となるのと同じような仕組みで起こります。
つまり、反射で吐いてしまうのです。
ですから、吐き気止め(制吐剤)は効果がありません。
このような場合は、痰を切れやすくする薬(去痰剤)や咳止めを上手に
使ってあげることが必要になります。
処方された薬をちゃんと飲ませ、充分な水分を補うよう心がけましょう。
この時、少しずつ頻回に水分を与えましょう。
また、お腹が一杯になると吐きやすくなるので、消化の良いものをいつ
もより少な目に、回数を分けて食べさせるようにしてあげましょう。
また、空気が乾燥しすぎないように冬場などは加湿器を使うなどして部
屋の空気を湿らせてあげるといいでしょう。
咳の発作には冷たい水を飲ませたり、空気を入れ換えたりすることも有
効な場合があることもあります。
咳がひとい時には充分な水分を補給するように言われます。
咳がひどくなると飲めなくなったり、咳で吐いたりするため、体の水分
が不足しがちです。
また、咳のなかには沢山の水蒸気が含まれており、咳とともに体から水
分が排泄されているのです。そうなると、痰の水分も減って固くなり出
にくくなります。痰を柔らかくして排出しやすくするためには、充分な
水分を与えることが大切です。

●子供が咳でなかなか寝付けない場合
横になって寝つくときに咳が多くなるのは、起きているときと体の状態
が変わるためです。痰が移動して咳が誘発される、気道の分泌液が多く
なるため痰の量が増える、体が暖まるなどが原因と考えられます。
咳が止まらず苦しそうにしていたら、体を起こして抱っこし、背中を軽
く叩いたりさすったりしてあげて下さい。
また、上向きに寝るより、横向きに寝る方が軽くなるようです。
できるなら、頭もと(上体全体)を少し高くしてやると呼吸が楽になり
ます。

●入浴について
咳以外の症状がなければ、入浴はのどに適度の湿り気を与え、蒸気の吸
入効果により痰をさらさらにしてくれるので入浴は有効です。

症状が長く続く場合

咳が長いこと続くとどんな病気が考えられるのか
咳の原因は感染による炎症性刺激つまり気道粘膜の充血、浮腫、びらん
など炎症による咳です。ジフテリア、百日咳、各種ウイルス、マイコプ
ラズマ、細菌などで起こる咽頭炎、気管支炎、気管炎、喉頭炎、肺炎な
ど最初は痰のない、から咳から痰を伴うようになります。

機械的刺激では埃・煙・微粒子・肺や気管支からの分泌液・気道の圧迫
などの鼻炎や副鼻腔炎、気管支炎、結核を含む肺炎、気管支や肺の腫瘍、
大動脈瘤、リンパ節腫脹、肺繊維症、胸水、無気肺などです。

喘息やアトピー咳そうの人は温度変化でも起こります。

長く続く咳はまず一番多いのは、アレルギー性のものが多いです。アト
ピー咳そうがそれです。気道過敏性が高まってますので、様々な細菌、
ウイルスの感染を起こしやすくなりますし、タバコの煙、排気ガス、ハ
ウスダストでも咳が出てきます。

内科医の診断を受けてください。

アトピー咳そうなら抗アレルギー剤と抗生剤などで咳はおさまってきま
す。